1 抱擁とは

SDGs接続工法「抱擁」は 過去に農家のお客様から 農舎の上の部分が空いて勿体ないから何か架台をつくって欲しいとの要望があり 架台を作った時に加工に手間かかり 運搬もトラック一台に1台しか詰めず 搬入にも架台の大きさに見合った開口部が必要となり 取付けも大変でした。また 現場で架台を製作しようとすると 希望通りの物を作ろうとしたとき 現場で 溶接等 火を使う作業を伴い 新築の現場ではよいのですが 既存の建物では 燃える物がないように注意を行う等の配慮が必要であり 工場では火気使用のため作業時間が制限され大変でした。その多くの問題を解決するために開発したのが SDGs接続工法「抱擁」です。「抱擁」の名前の由来は 津久井君 私にとっては幼なじみの「まーちゃん」との会話中から生まれました。彼はパンフレットの表紙をみたとき 「人が握手をしているように見えるけど どうかな」と言ってくれました。私が須田企画を立ち上げた時に掲げた「情熱 冷静 抱擁」の感謝の気持ちを持って 抱き合う 姿すなわち 抱擁そのものでした。私は 常にお客様に喜んでいただき 抱き合って喜びを分かち合会える会社を目指して頑張っています。まさにそれを体現したのが「抱擁」だったのです。「抱擁」は基本的にはフリーサイズであり 現場での組立もボルト接合のみで誰にでも組立が出来ます。また 搬入口の制限も受けず 一般的なドア等の開口部からの搬入もできます。工場においては 火気使用との制限を受けずに組み立てることが出来ます。「抱擁」は 架台の内外部に突起物がなく 角パイプを用いているので仕上げ材を張るのも楽です。解体時も 火気を使用しないため 同一サイズで再利用が可能な物ですし 使わない時にはコンパクトに収納できます。製作においても 大きな工場を必要とせず コンパクトであるため どこでも製作できます。例えば 災害地で材料さえそろえば駐車場での製作は可能です。